やってはいけないステレス解消法とは??ストレスを味方につけろ!「ストレスを操るメンタル強化術」のススメ 後半
前回は「ストレスを操るメンタル強化術」の全体の構成について書いていきました。
後半では実際に本の内容に触れていきます。
今回触れていく内容
・ストレスの軽減法について
・ストレスが味方になる理由について
・ストレスを行動力につなげる方法
・やってはいけないストレス解消法について
やっていきたいと思います。
ストレスの軽減方法
では、いきなりですが効果のあるストレス解消法を二つ紹介していきたいと思います。
ストレス軽減法その一 一日30分、ゆっくり本を読む。
一つ目の方法はいたってシンプル。一日30分、ゆっくり本を読むです。
本を読むだけでストレスなんか減らない。そう思った方もいるかと思います。
しかし実際に、ある研究では読書をする人は、しない人に比べて、ストレスが68%も低下することがわかっています。
ただし速読ではだめです。
ゆっくり読むとストレス解消の効果は高まります。厳密には最低30分なのでそれ以上読んでもかまいません。
どんな本を読めばいいのかというと、電子書籍でも構いませんが、夜の睡眠の質をさ挙げてしまうので、紙の本でフィクション系の本がおすすめです。
登場人物に感情移入して読んでいくことで、自分の共感能力が高まり、現実でも相手の気持ちがわかるようになります。
ですので、コミュニケーション能力が高まるのです。
ストレスのほとんどは人間関係に原因あるといっても過言ではないので、コミュニケーション能力の向上はストレスの軽減につながります。
ストレス軽減法その二 思った感情を紙に書きだす。
ストレスを軽減する二つ目の方法は、自分の思ったことや感情を紙に書くことです。
自分の感情や思ったことをひたすら書き出すことを、エクスプレッシブ・ランティングといいます。
これを一日に最低8分やるだけで効果があるという研究結果がありますが、できれば毎日20分は行ったほうがいいようです。
毎日、仕事が終わった後や寝る前などに、自分の感情を20分書き出すだけで、メンタルが強くなり、ストレスが大幅に消えていきます。
20分がきついようなら、最初は5分でも構いません。徐々慣れていきましょう。
自分で書いたこのエクスプレッシブ・ランティングを数か月後や一年後などに見返してみると、客観的に自分を見ることができるのでお勧めです。
そうすると「自分はこんなことで悩んでたのか。じかんがたつとこんなにどうでもよくなるんだな。じゃあ今の悩みもたいしたことではないだろう。」と思えるようになり気が楽になります。
さらにエクスプレッシブ・ランティングを行うと、面接の成功確率が二倍になるという研究結果も出ています。ぜひやってみましょう。
ストレスが味方になる理由
今の時代ストレスに悩む人は多くいます。しかしストレスは必ずしも悪者ではないというのが現実の定説なのです。
ストレスを味方につける超シンプルな方法があります。
それは「ストレスは心や体に害があるもの」と考えるのではなくて、「ストレスが自分に成長をもたらしてくれる」と考えることなのです。
「えっ、そんなことでいいの?」と思った方もいるでしょう。僕もそう思いました。
しかしストレスの研究では、
強度のストレスを感じている人たちのうち、「ストレスが体に悪い」と思っている人たちは、そうでない人たちに比べて死亡リスクが43%も上昇することがわかっているそうです。
ですのでストレスは体に悪いと考えるのではなく、ストレスを感じたら「俺はこのストレスで成長していく」と考えましょう。
・ストレスを行動力に変える方法
ストレスを感じたら、その原因を考えてみましょう。原因がわかったら、どうやったらその原因を消せるか考えましょう。そしてその方法を実際に行ってみるのです。
どうやったらストレスの原因をつぶせるか考える時点で、ストレスをうまく使えています。そのあとの行動もすんなりと行え、ストレスを行動力にうまく利用できています。
・やってはいけないストレス解消法
次はやってはいけないストレス解消法について教えていきたいと思います
1.買い物でストレス発散
2.飲酒喫煙でストレス発散
3.ゲームでストレス発散
です。
このようにストレスから逃げる、ストレスを成長に変えられないような発散法は、かえってその後のストレスを大きくしてしまいます。
ですのでやるなとは言いませんが、ほどほどに、やることが大切です。
・最後に
僕もこの本を読んで、だいぶストレスに対しての考え方が変わりました。
今の僕の職業ははっきりと言って、僕のやりたいこととはかけ離れているのでストレスを結構感じます。
でもこれからは「ストレスは自分を成長させるもの」としてとらえて、いつか自分のやりたいことができるようになりたいです。
この本ではまだまだ人生に役立つ情報がいくつもあります。正直僕では伝えきれないことがたくさんあります。
ぜひ実際に読んでみてください。
ここで読んでいただありがとうございました。
最後に、あなたのストレスが力になることを心から祈ります。
※本のリンクは後程貼ります。